祭り

◆本庄祇園祭り(夏まつり)

(毎年7月の海の日直前の土・日曜日)

 

「本庄祇園まつり」はその昔、八坂神社において疫病を追い払うため、獅子舞やみこしを担いだのが始まりと言われています。毎年、「海の日」の前土曜日・日曜日に開催されます。

セイヤッ!セイヤッ!と、町内の大人神輿や子ども神輿、事業所の神輿など20基超えるみこしが、威勢のいい掛け声とともに街中を練り歩きます。 

八坂神社の境内では、埼玉県指定無形民俗文化財になっている「台町の獅子舞」が奉納されます。

 


◆本庄祭り(秋まつり)

(毎年11月2日と3日)

 


 

毎年11月2日と3日に、中山道一の山車まつりと言われる「本庄まつり」が開催されます。

「鎮守様のおまつり」と親しまれてきた金鑚神社の秋の大祭。

10基もの江戸型の山車が、子どもたちの笛と太鼓のリズムと旋律に合わせ、中山道を巡行します。

  

11月3日には、金鑚神社で山車の奉納を済ませ、中山道を巡行(パレード)します。

金鑚神社は、武蔵七党の雄の児玉党の氏神として、本庄城主歴代の崇神が厚かったそうです。

 

午後7時過ぎには、全ての山車がはにぽんプラザ(市民プラザ)の前に勢揃いして、観衆の前で「お囃子の叩き合い」で、祭りのクライマックスを 迎えます。 

「山車奉納」

「山車巡行(パレード)」

はにぽんプラザ前での「山車勢揃い」

「お囃子(おはやし)の叩き合い」  

見どころが満載です。

 

「鎮守様のおまつり」と親しまれてきた金鑚神社の大祭

 

※本庄まつりは、本庄宿の総鎮守「金鑚神社(かなさなじんじゃ)」の例大祭の附祭り(つけまつり)として、江戸時代に始まったとされています。当時は9月29日に行われていましたが、明治5年に太陽暦が採用されると、陰暦の9月29日に近い吉日であった天長節(明治天皇の誕生日)、11月3日に行われるようになりました。

 

金鑚神社への山車の奉納
金鑚神社への山車の奉納

 

 

 

金鑚神社から出発した10基の山車が中山道パレードに出発

 

 

11月3日、金鑚神社への山車の奉納後「山車の巡行(パレード)」が行われます。

豪華絢爛な山車が中山道を巡行しながら曳き廻されます。その様子はまるで時代絵巻のようです。 

10基の山車うち、8基が市の有形民俗文化財で、明治5年から大正13年までの間に造られたという年代物です。

残る2基(南本町と諏訪町)は平成に造られたものです。 

山車のつくりは、四輪台車の上に囃子座と人形座を載せる江戸型の山車です。 

それぞれの山車の彫り物・刺繍も見事です。

山車の巡行(パレード)
山車の巡行(パレード)
お囃子(おはやし)の叩き合い
お囃子(おはやし)の叩き合い

 

 

本町の山車にある刺繍(能装束研究家の山口憲さんによる作品)
本町の山車にある刺繍(能装束研究家の山口憲さんによる作品)
本町の山車にある牡丹の刺繍(山口憲さん作)
本町の山車にある牡丹の刺繍(山口憲さん作)
宮本町の山車にある彫刻
宮本町の山車にある彫刻

10基の山車が勢揃いしてはんにぽんプラザへ
10基の山車が勢揃いしてはんにぽんプラザへ
勢揃いした10基の山車が一斉に「お囃子の叩き合い」をしてクライマックスに
勢揃いした10基の山車が一斉に「お囃子の叩き合い」をしてクライマックスに