(毎年7月の海の日直前の土・日曜日)
「本庄祇園まつり」はその昔、八坂神社において疫病を追い払うため、獅子舞やみこしを担いだのが始まりと言われています。毎年、「海の日」の前土曜日・日曜日に開催されます。
セイヤッ!セイヤッ!と、町内の大人神輿や子ども神輿、事業所の神輿など20基超えるみこしが、威勢のいい掛け声とともに街中を練り歩きます。
八坂神社の境内では、埼玉県指定無形民俗文化財になっている「台町の獅子舞」が奉納されます。
(毎年11月2日と3日)
毎年11月2日と3日に、中山道一の山車まつりと言われる「本庄まつり」が開催されます。
「鎮守様のおまつり」と親しまれてきた金鑚神社の秋の大祭。
10基もの江戸型の山車が、子どもたちの笛と太鼓のリズムと旋律に合わせ、中山道を巡行します。
11月3日には、金鑚神社で山車の奉納を済ませ、中山道を巡行(パレード)します。
金鑚神社は、武蔵七党の雄の児玉党の氏神として、本庄城主歴代の崇神が厚かったそうです。
午後7時過ぎには、全ての山車がはにぽんプラザ(市民プラザ)の前に勢揃いして、観衆の前で「お囃子の叩き合い」で、祭りのクライマックスを 迎えます。
「山車奉納」
「山車巡行(パレード)」
はにぽんプラザ前での「山車勢揃い」
「お囃子(おはやし)の叩き合い」
見どころが満載です。
「鎮守様のおまつり」と親しまれてきた金鑚神社の大祭
※本庄まつりは、本庄宿の総鎮守「金鑚神社(かなさなじんじゃ)」の例大祭の附祭り(つけまつり)として、江戸時代に始まったとされています。当時は9月29日に行われていましたが、明治5年に太陽暦が採用されると、陰暦の9月29日に近い吉日であった天長節(明治天皇の誕生日)、11月3日に行われるようになりました。
金鑚神社から出発した10基の山車が中山道パレードに出発
11月3日、金鑚神社への山車の奉納後「山車の巡行(パレード)」が行われます。
豪華絢爛な山車が中山道を巡行しながら曳き廻されます。その様子はまるで時代絵巻のようです。
10基の山車うち、8基が市の有形民俗文化財で、明治5年から大正13年までの間に造られたという年代物です。
残る2基(南本町と諏訪町)は平成に造られたものです。
山車のつくりは、四輪台車の上に囃子座と人形座を載せる江戸型の山車です。
それぞれの山車の彫り物・刺繍も見事です。
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