旧本庄商業銀行（赤レンガ倉庫）には、11月3日・4日の2日間で仕上げられた上原 菜摘（うえはら なつみ）さんのライブペインティングが展示されていました。
ライブペインティングとは、
「絵を描く過程を見せるパフォーマンスアートです。普段、画家は制作過程を見せずに一人で絵を描きますが、ライブペインティングは真っ白な画面から絵が出来上がるまでの過程を楽しんでいただけます。また、その日の場所、気温、湿度、音、光、風、見ている方々の視線、息遣い、雰囲気、などの全てが絵に影響します。私が描いている時にこの絵を見てくださっているあなたも、作品の一部になります。」（上原菜摘「ライブペインティング」作品解説パネルより）
上原さんは、音、人、場所と関わり合いながら自分以外の感性が混ざり絵が出来上がる過程に魅力を感じられて、ライブペインティングなどの公開制作の分野でご活躍されています。
作品から、生命力あふれる動きや息遣い、広がりを感じさせていただきました。
