~視覚障害者支援を続ける宇宙物理学者 釜江常好先生~
釜江常好先生は、塙保己一先生の偉業を、視覚障害者の方たちにも広く伝え続けていくために『触覚本 マンガ 塙保己一』を制作されました。
「触覚本」は、視覚障害のある方が「触って読める」ように作られている本です。
登場人物の声や状況説明を「文字」と「点字」で説明した部分と、「絵(写真)や図を立体化(凹凸化)させた部分」で構成されています。
さらに、A4サイズ大の、“タッチパネル付き”パソコンの上に「触覚本」を重ね、絵や文章に触れれば、その部分を説明する音声を聞くこともできます。(※触覚本の音声を試聴できるページはこちらです。)
釜江先生は、障害のある子どもたちも、それ以外の子どもたち共に議論しながら、支え合って、学習が進められる環境が育ってほしいと、「触覚と音声、点字が統合された教材」の開発に取り組まれています。
◆釜江 常好先生の「触覚本 マンガ 塙保己一』に関するホームページ
●釜江常好先生が代表を務める「ユニバーサル・アクセスJP」ホームページ
※画像は田中学氏より送っていただきました。ありがとうございます!!
田中氏は、視覚障害者支援、塙保己一先生の遺徳顕彰活動、映像作成などにご尽力されています。
◆『総検校 塙保己一先生の偉業』
(田中学氏制作動画)
◆『ヘレンケラーと塙保己一』
(田中学氏制作動画)