『ダマフェス』は、児玉を盛り上げたい、《つながり》を大事にできる街づくりを持続的に行いたいという思いから、solFlows(ソルフロース)さんご夫妻と、banyan_58(バンヤン)さんご夫妻が共同で開催したイベントです。
会場の広さと出店者さんの多さ(約80店)に驚きました。
来場者、出店者、住民の方々、運営者様、皆様の一体感を感じ、児玉町の魅力を感じさせていただきました。
素敵なお店もいっぱいでとても楽しかったです。
◆『ダマフェス 2022』
~児玉町内や、近隣地域、さらに埼玉県全域から美味しい・楽しいが集まる1日~
・開催日:2022年4月3日(日)
・開催時間:10時~16時
・場所:埼玉県本庄市児玉町 ソルフロースさん駐車場
・出店:約80店(キッチンカー・パン・焼き菓子・雑貨・地元野菜・ワークショップなど)
・主催者:solFlows(ソルフロース)さん・banyan_58(バンヤン)さん
【会場入口・ダマフェス本部】
(ダマフェス オリジナルステッカー)
入場料(中学生以上)は100円でした。
オリジナルステッカーがチケットがわりになっていました。
◆雑貨コーナ
◆飲食コーナー
キッチンカーのお店が9店と、テントのお店が7店、地元飲食店が8店ありました。
どのお店もおいしそうでした。
◆「solFlows(ソルフロース)」さん
ダマフェス実行委員の「solFlows(ソルフロース)」さんのブース。
ソルフロースさんは、2018年7月に使われていなかった農業用ハウスをリノベーションしてフラワーショップをオープンされました。
店内にはお花だけではなく鉢物ドライフラワー、生活雑貨などが販売されています。カフェも営業され、週末には『One day Cafe』と題したイベントが行われています。
オープンしてからは、月1回のペースで『だま市(だまいち)』という名前のマルシェ・ワークショップを開催してこられました。
しかしながら、新型コロナウイルスによって、飲食店が厳しい状況に置かれるようになってからは、『つながり must go on』というイベントを企画され、ソルフロースさんの店内のキッチン内に、飲食店や移動販売の方に出店してもらい、持ち帰り用のご飯やパン、お菓子を提供し、飲食店を応援してこられました。
(※『だま市』は、2022年1月に復活されています。)
◆『ダマフェス』開催へのソルフロースさんの想い
「主催者の大澤(ソルフロース店主)は児玉町で生まれ育ち、一度都内で花業界の仕事を10年、その後Uターンし児玉町でソルフロースをオープン。地元の魅力、人との繋がりの素晴らしさを改めて感じました。
また、コロナウィルス感染が増加し緊急事態宣言などもされる中で『つながりmust go on』というイベントでキッチンカー、飲食店、移動販売の方にソルフロース店内キッチンで出店してもらうことによって、多くの方々に喜んでいただき人との『つながり』を強く感じました。
現在もコロナ禍で予断を許さない状況ではありますが、みんなが笑顔で前に進めるように今回共同主催でキッチンカーを運営するB anyan(バンヤン・沖縄料理)の協力のもと埼玉県南部などの出店者を集めていただき県南と県北さらに埼玉全域の繋がりを創りたいと、同じ『つながり』の想いでダマフェスの企画をしました。
さらに店舗を運営することによって植物、農作物などの地元生産者に繋がることができ生産物の素晴らしさを知りました。
それをこのフェスを通してたくさんの方々に知っていただきたいと考えました。
このフェスを機に様々な地域、人との繋がりを大きくし、さらに児玉の魅力を各方面に発信したいです。
そんな考えが共有でき一緒に楽しんでいただける方とこのフェスを行いたいです!」
◆banyan_58(バンヤン)さん
ダマフェス実行委員のバンヤンさんは、日本各地を巡ってこられたご夫婦がキッチンカーを営まれ、沖縄本場の味を提供されています。
ダマフェスでは、「沖縄本場の味 タコライス」・「宮古そば」・「自家製ドリンク」などを販売されていました。
お二人が各地で体験した「縁」を生み出せるような場を作りたいという思いから、キッチンカーという形で川越を拠点に関東中心で活動していらっしゃいます。
◆『ダマフェス』開催へのバンヤンさんの想い
「2022年4/3(日) 本庄市児玉町にて《 ダマフェス 》を共同主催 solflows @solflows さんと共に開催することになりました。
川越を拠点に沖縄料理のキッチンカーを営む Banyan58 眞喜屋と申します。
沖縄から埼玉にきてから4年。キッチンカーを通してたくさんの出会いをしてきた中で、solflowsさんとの出会いも大きな一つでした。県北の方々と繋がり、「暮らし方のあれこれ」を多くの方から感じています。開催地でもある児玉町の輪に県南の個性豊かなお店も集結し、さらに大きな輪にしていけたらと考えております。
たった4年
されど4年
初回にも関わらず多くのお店が集まります。こんなにも一緒に盛り上げようと協力してくださる方がいる事に心から感謝しています。
「関東の人は冷たいと思ってた」( 関東の方すみません)
今では心地よさと埼玉の暖かさが身に染みている店主。このイベントを機に児玉町や各地域を知り、多くの人が繋がる第一歩にしていきたいと思います。」
◆「ドコデモヒロバ」さん
【緑の憩いの広場づくり】
ダマフェス会場の真ん中には、「一般社団法人ドコデモヒロバ」(寄居町)さんがプロデュースした緑の憩いの広場がありました。当日、お子さんがブランコに乗っていて楽しそうでした。
「ドコデモヒロバ」さんは、寄居町で可変・移動式の暫定広場「GOOD PARK」を手掛けられた事業者さんです。”場”の力による地域活性化に取り組んでおられます。
「GOOD PARK」は、中心市街地活性化事業に取り組む寄居町と、株式会社まちづくり寄居(都市再生推進法人)、民間業者である寄居町内外の造園、園芸事業者、エクステリア業者、デザイナーが連携して取り組んだ官民連携のプロジェクトです。
※サイト:https://www.facebook.com/goodpark2020
「GOOD PARK」事業は、令和3年度「都市の緑3表彰において、「第41回緑の都市賞・都市緑化機構会長賞」を受賞されました。
※「都市の緑3表彰」とは、「緑の都市賞」と「緑の環境プラン大賞」、「屋上・平面緑化技術コンクール」」、3つの表彰事業の総称です。そのうちの一つ、「緑の都市賞(都市緑化機構会長賞)」をドコデモヒロバさんが受賞されました。
「令和3年度 都市の緑3表彰」の内容については、こちらをご覧ください。(PDF2.73MB)
広大な会場の中に一つ緑があることによって、今この時間、豊かさと拡がりを実感できる居場所に身を置いているように感じられることが面白いと思いました。
◆「作庭志 稲田(さくていし いなだ)」さん
ドコデモヒロバさんとコラボして、ダマフェス会場に「作庭志稲田(さくていし いなだ)」さんの作品が展示されていました。
作庭志稲田さんは、ダマフェス主催者であるソルフロースさんのお庭も手掛けられています。
「ここにいる植物が
どんな場所で
どんな人たちに育まれ
ここにいるのか?
そんな植物のストーリーを感じる庭。
生産者から消費者まで『一気通貫の庭』をコンセプトにした coeniwa が完成しました。
作り手・売り手・買い手ここに集まるみんなが笑顔で元気になる場所がcoeniwaです。
施主様の庭改装には地域活性を意識した、確かなコンセプトがありました。
弊社代表も施主様と同じように地域活性のために庭師である自分ができることは何なのか?
と常日頃考え、大きな夢を描いております。
そんな施主様の考えに共感した弊社代表が、その思いに心を重ね作庭させていただきました。」
依頼主さん、使う人たち、樹や植物すべての存在に寄り添い、喜んでもらいたいという、作庭志稲田さんの庭造りに対しての謙虚で真摯な姿勢に感銘を受けました。
◆「がじゅまる」さん
がじゅまるさんの絵は、かわいらしくてとても癒されました。
「缶バッチ」と「ミニコアラ巾着」大切に使わせていただきます。
2022年4月17日に「本庄デパートメント」さんによって開催予定の『銀座通りマーケット』にワークショップに出店されるとおっしゃっていました。がじゅまるさんの作品のように、温かい素敵なワークショップになるだろうと思いました。
◆「本庄農業女子」さん
◆「こびとのスプーン」さん
こびとのスプーンさんは、2021年4月18日にキッチンカー(移動販売)をオープンされました。
『レストランの味をワンハンドで』という思いから、おしゃれな水色のキッチンカーで、出来たてのサンドイッチを販売されています。
出店場所は、埼玉県北部(本庄市・深谷市・熊谷市・東松山市・羽生市・寄居町・比企郡等)と群馬県です。
今回、はじめて利用させていただきました。
あいにくの雨だったので、車の中でいただきました。
ホットドックのソーセージは柔らかく、まろやかな味が口いっぱいに広がり、すっごく幸せな気分になれました。
新玉ねぎの冷製ポタージュは、素朴でとても上品な味わいで、じんわり身体中に染み渡るようで感動しました。今まで食べたポタージュスープの中で一番おいしかったです。素敵な味を届けてくださりありがとうございます!!
人のつながりを感じられる温かいイベントでした。関係者の皆様、ありがとうございました。