本庄レンガ倉庫にて開催中の企画展『幕末本庄宿のおもてなし~和宮宿泊の舞台裏~』に行ってきました。

~レンガ倉庫内での、展示内容・展示パネルがとても素晴らしかったです~

【企画展『幕末本庄宿のおもてなし~和宮宿泊の舞台裏~』】

 

●会期:2024年1月19日(金)~3月25日(月)

●会場:旧本庄商業銀行煉瓦倉庫・1階展示スペース

●開館時間:午前9時~午後7時

●休館日:会期中無休

●入場料:無料

 


◆パンフレット

企画展『幕末本庄宿のおもてなし~和宮宿泊の舞台裏~』パンフレット(表面)
企画展『幕末本庄宿のおもてなし~和宮宿泊の舞台裏~』パンフレット(表面)
企画展『幕末本庄宿のおもてなし~和宮宿泊の舞台裏~』パンフレット(裏面)
企画展『幕末本庄宿のおもてなし~和宮宿泊の舞台裏~』パンフレット(裏面)

【展示パネル・展示史料】

1 中山道本庄宿と田村本陣

1-1.本庄宿の概要

1-2.大名を迎えた田村本陣


2 姫君の通行と本庄宿

2-1.輿入れにともなう姫君の通行

※五十宮(いそのみや)の通行 「田村本陣休泊控帳」より

2-2.有君(ありぎみ)の通行と本陣の対応

※有君(ありぎみ)の通行 「田村本陣休泊控帳」より


3 和宮の降嫁と本庄宿

3-1.和宮降嫁へ至る政治情勢

3-2.皇女和宮の降嫁

3-3.『御用留』に見る本陣の対応

※御本陣御取立建物出来形帳

※御用提灯・御用旗の図

※非常時の「立退場絵図(たちのきばえず)」

今回、非常時用の「立退場絵図」があり、御立退道の検分も事前に行われていたことを知って驚きました。

 


3-4.当日の動向

和宮様下向時、随行人があまりにも多いため、旅籠だけでは賄いきれず、宿内の寺院や商店までも宿泊先に割り当てられていたとのことです。上記「御宿割帳」には、本庄宿の寺院「威徳院」「安養院」の記述もあり、和宮様一行の規模の大きさを実感しました。

 


※「和宮様御下向御通輿中入用払帳」と、「和宮の宿泊(田村本陣休泊控帳より)」


◆和宮下向における助郷免除願い

◆児玉に伝わった桜田門外の変

◆「中山道分間延絵図」に描かれた田村本陣と内田本陣

◆松大鷹図(田村英甫)

本庄宿「田村本陣」の主人・田村作兵衛(英甫・1733~1810年)は、狩野派の画風を習得した画人でもありました。

英甫の描いた『松大鷹図(まつおおたか)』をカラーで見るのは初めてで、鷹の眼光の鋭さが印象的で、羽根の描写も繊細でとても美しく感動しました。

 


昨年の企画展『中山道本庄宿~街道に生きる人々~』(会期:2023年10月20日~12月24日)に続いて、旧本庄商業銀行煉瓦倉庫にて「中山道」をテーマとした企画展『幕末本庄宿のおもてなし~和宮宿泊の舞台裏~』を開いていただき、とてもありがたかったです。

 

和宮宿泊にともなう本庄宿の舞台裏の展示の内容について、初めて知ることも多くとても勉強になりました。

パンフレットや展示パネルのデザインもとても素晴らしく、このような素晴らしい企画展が本庄で行われることがとても誇らしくおもいました。

このたびは、企画を担当された本庄市教育委員会事務局 文化財保護課の松浦誠さん、秋山 寛行さんをはじめ、関係者の皆様本当にありがとうございました。