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2021年11月17日(水) 戸谷八商店にて「第5回本庄まちゼミ」(2回目)が行われました。

~大河ドラマ『青天を衝け』と関連付けながら、『渋沢栄一翁と本庄地域の経済人』について話させていただきました~

 

戸谷八商店にて『第5回本庄まちゼミ』(第2回目)を行わせていただきました。

今回のテーマは「渋沢栄一翁と本庄地域の経済人」です。

 

※2021年10月24日(日)に行われた「第5回本庄まちゼミ」の様子についてはこちらをご覧ください。 

 


◆「第5回本庄まちゼミ」戸谷八商店の内容

 

■開催日時:

2021年10月24日(日)・11月17日(水) 10時~11時/14時~15時 

■講座名:「老舗15代目が語る中山道本庄宿」

今回のテーマは、渋沢栄一翁と本庄地域の経済人。大河ドラマ『青天を衝け』と関連する郷土史を楽しんでいただけたら幸いです。

※ゼミの後、埼玉県最古企業-戸谷八商店の歴史建物見学もございます。

 

■受講料:無料 

■開催場所:戸谷八商店(本庄市中央1-7-21) 

■新型コロナウイルス感染症への対策を十分に講じた上で実施させていただきます。

 

本庄まちゼミホームページ

本庄まちゼミFacebook

 


【午前の部に参加いただいた皆様】


午前の部に来てくださった関根さんは、大正5年(1916年)に創業した和菓子店「御菓子司 せきね」を営まれています。後日、塙保己一先生と石川三四郎翁、普寛上人にちなんだお菓子を持ってきてくださいました。 

関根さんは、石川三四郎の研究者としても著名な北沢文武先生の教え子でもあったとのことです。

関根さん、とてもおいしい和菓子でした。ありがとうございました!!

(左上)塙保己一先生にちなんだ「心眼」・(右上)石川三四郎翁にちなんだ「旭山」・(下)江戸中期の修験者「普寛上人」にちなんだ「普寛もなか」
(左上)塙保己一先生にちなんだ「心眼」・(右上)石川三四郎翁にちなんだ「旭山」・(下)江戸中期の修験者「普寛上人」にちなんだ「普寛もなか」
「御菓子司 せきね」(本庄市)
「御菓子司 せきね」(本庄市)

「御菓子司 せきね」

◆住所/埼玉県本庄市中央3-3-41

◆電話/0495-22-2315

◆営業時間/9:00~19:00

※日曜日は、9:00~18:00まで

◆定休日/水曜日

 

 



【午後の部に参加いただいた皆様】

 

午後の部に参加くださった江尻さんは、中山道のホームページを作られていて、一里塚や各宿場町の情報などとてもよく調べられていて、素晴らしいと思いました。

(江尻さんは、『陸船車』を発明した庄田門弥の親戚(母方)とのことです。)

 

江尻さんの作成された「中仙道」ホームページ

「中山道の一里塚」

 

(渋沢栄一翁が保存に尽力された「西ヶ原一里塚」)

「西ヶ原一里塚二本榎保存之碑」※大正12年7月に発行された絵ハガキ
「西ヶ原一里塚二本榎保存之碑」※大正12年7月に発行された絵ハガキ

「西ヶ原一里塚」(東京都北区西ケ原2丁目4−2)は、日本橋から日光まで続く日光御成道の二里目の一里塚です。1604年頃に江戸幕府の指示により設置されました。

大正5年(1916年))、東京市が電車軌道の敷設と市区改正計画により、西ヶ原一里塚を撤廃することを計画しました。

この時に渋沢栄一翁は、「西ヶ原一里塚」保存のために尽力されました。

栄一翁や古河虎之助等の寄付金により、周辺の土地600坪を購入して、土地を東京府に寄付し、飛鳥山公園の附属地として保存が決定されました。(詳細は、「北区飛鳥山博物館HP」へ)

 


 

戸谷八商店にて開かせていただいた「本庄まちゼミ」に参加してくださった皆様、ありがとうございました。

大河ドラマ『青天を衝け』に関連づけながら、幕末期の勤王の志士たちが剣術家から経済人へと移行していった過程について、また、渋沢栄一翁が追求した「公益」の精神や、官や武力に頼らない「自主独立」の精神が、上武地域に脈々と受け継がれていることについても述べさせていただきました。

皆さん、大河ドラマを見られているということで、幕末から明治にかけての歴史を一緒にたどらせていただいてとても楽しかったです。このたびは、本当にありがとうございました。

 


◆第5回本庄まちゼミ(2021/10/15~11/30)のパンフレット